皆様こんにちは!
やっと涼しく(と、言うか寒く…)なり、過ごしやすくなってきましたね。
今、つつみ歯科医院ではハロウィンにちなみ、ノンシュガーのお菓子をお配りしております
甘味料にはキシリトールが使われているグミやタブレット、チョコレートです。
チョコレートは人気なのか、早々に配布用が無くなってしまいました…
さて、今回は配っているお菓子に使われている甘味料、キシリトールについてのお話です。
キシリトールという名前。結構聞くのではないでしょうか?
以前から身近にあるのは、ガムに含まれているというイメージです。最近はキャンディーやグミにもキシリトール配合のものをよく見ますよね。
では、キシリトールって、何なのでしょう?
『キシリトールは、ソルビトールやマルチトールと同じ糖アルコールという甘味炭水化物の仲間です。自然界では多くの果実や野菜に含まれています。
また、人の肝臓でも、1日当たり約15gのキシリトールが作られています。私たちがガムやタブレットなどのお菓子の形で口にするキシリトールは、白樺や樫などの木から抽出されるキシランヘミセルロースを原料にして、工業的に作られています。自然界にあるキシリトールも、工業的に作られたものも、同じ分子式ですので、両者に差はありません。
日本では平成9年(1997年)4月に食品添加物として認可されました。しかし、それ以前から10年以上、輸液に含まれる糖質として使用されており、人体にも安全であることが知られています。
また、米国では、その安全性から「1日にどれだけ摂取しても良い食品」として扱われています。』
【日本歯科医師会より】
つまり、キシリトールは自然界にもあり、安全性の高い糖アルコール!
虫歯菌は砂糖を餌にして酸を作り虫歯になるのですが、キシリトールは虫歯菌が分解できず酸を作れないので虫歯にならないのです。虫歯の予防効果は臨床研究で実証されています!
そして、ガムやグミは咬むことによって唾液分泌が促進され、歯の再石灰化も促すというわけです。
お菓子が好きで虫歯のリスクが気になる方、是非キシリトールのものを選んでみて下さい
注意食べ過ぎるとおなかがゆるくなると言われています!